(あ)です。
先日、ひとり暮らしの身内が、脳梗塞で入院、その後、要介護認定の調査を受けました。
要介護認定調査を身内が受けました
そもそも、要介護認定調査って?から、始まりました。(あ)も、介護保険料は納めてる年令ですが、利用側というのは初めてです。
国の介護保険の制度で、介護保険を使うには、要介護認定を受ける必要があります。
この認定の調査を、要介護認定調査といいます。
自治体(市区町村)に要介護認定を申請すると、1~2週間程度に認定調査員が自宅(入院中は病院)を訪問し、要介護者の心身の状態についての聞き取り調査があります。
(あ)の場合、妹が隣の市に嫁いでいるので、連絡先をそちらにして、市からの連絡を待つという形になりました。
3日ほどで電話があり、日程調整ができました。
要介護認定調査の調査
なにせ初めてですから、一体どんな調査なのか?を調査しました。
結果、次のようなことが、ひとまずわかりました。
- 調査は対象の要介護者に対して実施する
- 家族等、身の回りの世話をしている者は付き添える
- 調査仕様書がある
このうち(あ)は遠隔地ですので、すぐにできるのは「調査仕様書」を理解することであろうと判断し、読むことにしました。
要介護認定調査の仕様書・マニュアル
ググると仕様書/(「認定調査員テキスト2009改訂版(平成30年4月改訂)」 – 厚生労働省)が見つかりました。
PDFで、140ページを超える文書です。
ここで、調査内容を記入する用紙があることを知り、フォーマットを確認しました。
とりあえず、これで、どのようなことを聞かれるのか?本人に対してどのような身体能力を調べられるのか?がおおむね、把握できました。
もし、ご家族などで、要介護認定調査を受けることに、なった場合、一読しておくのが良いとおもいます。
聞かれることが、わかってたほうが気も楽になりますので。
ブログなどのネット情報
ブログをはじめとするネットの情報も確認しました。
最も多く書かれていたのは(と感じたのは)、対象者に「カッコつけさせない」ということでした。
特に男性に多いとのことです。
調査員に「〇〇できますか?」と聞かれ、普段できないのに「できる」と答える、といったたぐいのことです。
つまり「カッコつけてる」ということですが、判定に関わってきます。
これらは、(あ)のケースでは、すでに喋るということがほとんどできなくなっていたので、周囲でカバーとなりました。
この場合は、周囲がチグハグなことを伝えないためにも、少なくとも当日までには認識合わせをすべきです。短い時間で構わないので。
調査員を混乱させても、いいことはないでしょう。
調査員は1名!?
身内が、調査を受け、立ち会いと対応してみての感想です。
調査員の印象で認定度が変わる可能性を払拭できないように思います。
もちろん、研修なども受け、万全の準備をしておられるということだと思います。
例えばお二人であれば、聞き取ったことをより精度を上げて調査書に記載できるようには感じます。
幸い(あ)の身内のケースでは、最終的な認定(3〜4週ほどで届きます)が、家族の感覚と同じだったため、特に問題とは思わずにすみました。
調査員の方の印象もよく、確認していることもわかり易かったです。メモをずっととっておられましたが、それは見えないように隠しておられました。
(あ)の場合、入院している病院内で認定調査を受けましたので、看護師さんにも同席していただいて、家族がわからない部分をサポートしていただきました。
起床時や就寝時の様子は、身内といえどわからない部分でもありました。
流石に看護師さんとは、事前打ち合わせなどは無理なので、ぶっつけでしたが、特に齟齬もなく淡々と進んだ印象です。
なお、家族の思い、本人の思いと異なる認定の場合は、やり直しを要求することもできるようです。
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